鍛えることで認知症の発症を遅らせられる3機能

認知症はいきなりなるものではありません。認知症になる前には「軽度認知障害」(MCI : MildCognitive Impairment)(※1)があります。この軽度認知障害は日常生活には支障がないものの、放置すると症状は進行していき、1年間で約10%、5年で約半数が認知症に移行するといわれています。

認知症が進行していくと事態はさらに深刻になります。軽度認知障害(MIC)に関する最近の話題(※2)においても軽度認知障害の約半数が5年以内にアルツハイマー病に移行すると言及されているように、早期発見と認知症の進行を食い止める努力が必要となります。

※1 (pdf)『軽度認知障害』国際精神医学会
※2 (pdf)『軽度認知障害(MIC)に関する最近の話題』山本 泰司

軽度認知障害の症状

以前と比べて物忘れが増えたと感じた場合や、記憶や話し方はしっかりしているものの、以前と比べて細かいことに異常にこだわるようになったり、怒りっぽくなったりした場合は軽度認知障害の可能性を疑ったほうが良いでしょう。

認知症初期では3つの機能が衰える

初期段階で衰える機能は以下の3つであると言われています。これらは認知症が発生する前段階に低下するもので、通常の老化現象とは異なります。

エピソード記憶

「昨日、友人と喫茶店に行ってコーヒーを飲んだ」というような体験を記憶として思い出す機能。

注意分割機能

複数のことを同時進行する際に、適切に注意を分配することができる機能。

計画力

なにか新しいことを始めるときに計画を立てて実行することができる能力。 これらの機能を意識的に鍛えることで認知症の発症を遅らせることができると言われています。

意識的に使うことで鍛えよう

上記で紹介した3機能は日常生活で意識すれば使いながら鍛えることができるので、すぐに始めることが大切です。では、どのような方法で鍛えれば良いのか見ていきましょう。

エピソード記憶

過去の物事を思い出す作業として有効なのは「日記」が挙げられます。ただし、まだ記憶が鮮明な当日に書くのではなく、2日後、3日後に日記を書くようにしましょう。ほかには家計簿をつける際にレシートをみないで思い出しながら買いてみるというのも有効です。 すべて思い出せなくても良いので思い出せる範囲で書くようにしていくと良いトレーニングになります。

注意分割機能

複数のことを同時にこなす作業として「料理」はとてもおすすめです。年を取ってくると「めんどくさい」といって料理をしなくなる方がいますが、これが認知症を進行させてしまいます。お味噌汁を作りながら魚を焼く、ご飯を炊くという作業は同時に進行する物事を把握し、注意を配分するトレーニングに最適なのです。

ほかには仕事をテキパキとこなす、会話の最中に相手の表情や心理状態などを読み取りながら話すようにするのも効果的です。

計画力

計画力を鍛えるのはどこか近くにお出かけするときに、複数の用事を組み込んで、その用事を効率よく済ますために計画を立ててみると効果的です。買い物に必要なお財布、銀行で必要なカードや通帳など、行った先で必要なものをリストアップし、道順を考えて計画を立てます。

ほかには旅行に行ってみるのも良いでしょう。ツアーパックは何も考えなくて良いから楽ですが、フリープランで計画を立ててみるのも有効です。

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