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ホスファチジルコリンってなに?

このページでは、ホスファチジルコリンの特徴、必要摂取量、成分の働きや役割、デメリットなどについて解説します。

ホスファチジルコリンの特徴

細胞の細胞膜を形成する主成分リン脂質の一種であるホスファチジルコリンは、リン脂質中で最も多い成分です。脳や神経細胞の30~50%の細胞膜を占めています。

もともとレシチンはリン脂質の一種ホスファチジルコリンの別名でしたが、現在ではホスファチジルコリンを10~20%含むリン脂質混合物のことを総称してレシチンと呼んでいます。

リン脂質は生体の細胞膜を形成している主要成分で、体の中のたんぱく質と脂肪を結びつけたり、脳の情報伝達にも関係しています。

栄養素の取り入れ及び老廃物の排出

油と水をなじませる乳化作用の性質があるホスファチジルコリンは、細胞膜から栄養を取り入れたり、老廃物を排泄したりする助けをしています。また、血管の壁をきれいにしてくれ、若さをキープする作用があるとも言われています。

脳神経伝達物質「アセチルコリン」の材料になる

もし、体内でホスファチジルコリンが不足すると、体内のあらゆる部分で悪影響が引き起こされます。特にダメージを受けるのが脳の働き。

無数の神経細胞がある私たちの脳内では、神経伝達物質によって情報のやり取りを行っています。ホスファチジルコリンは、脳内の神経伝達物質「アセチルコリン」の材料にもなるので、不足すると脳の神経細胞がやせ細ってしまいます。

「アセチルコリン」が十分に生成されないと、脳の情報のやり取りもスムーズに行えませんが、きちんと生成されれば、記憶力や思考力が高まります。その結果、学力の向上や認知症予防への作用が期待できます。

レシチンはリン脂質、特にホスファチジルコリンがすごく良いです。また、プラズマローゲンも良いということで治験を行っていますが、ドクタープラネッツが出しているエグノリジンというサプリメントは既に多くの人が使っています。動物でもヒトでも記憶がすごくよく改善しています(図22)。MMSEテストが15点ぐらいだった人が、25点ぐらいまで上がります。アルツハイマー病の患者さんが飲んでいたアリセプトをエグノリジンに切り替えると、さらに認知機能が上がったと兵庫医大の西崎教授がおっしゃっています(図23)。現在、私はこの追試をしている最中です。

出典:「認知症とサプリメント 」[PDF]

肝硬変や脂肪肝などから肝臓を守る

ホスファチジルコリンには、脂質の代謝を良くして肝臓の脂肪分を減らす作用があります。また、血液中の善玉コレステロール、HDLコレステロールを増やす作用も確認されています。脂質の代謝を高めたり、血中の中性脂肪量をコントロールすることで、肝臓機能を高め、肝臓へ脂肪が蓄積されることを抑えることができるのです。

ホスファチジルコリンの1日に必要な摂取量

ホスファチジルコリンを効果的に摂取するための量は、脳の栄養に詳しい薬学博士である生田哲氏によると1日に1~2g、フロリダ大学のフローレンス・サフォード教授の研究では1日0.5gが推奨されています。

ただ普段食べる食品でも摂取できることを考えると、0.5~1g(500~1000mg)くらいが適量といえるでしょう。 サプリメントで摂取する場合、配合されているホスファチジルコリン含有量が製品によって異なりますので、ホスファチジルコリンの成分量をしっかり確認して購入するようにしましょう。

ホスファチジルコリンのデメリット

ホスファチジルコリンは卵黄レシチンと大豆レシチンの両方に含まれていますが、その含有量は卵黄レシチンが約68~72%、大豆レシチンが約22~26%と卵黄レシチンの方に多く含まれています。

認知症やアルツハイマーの改善効果を期待するなら卵黄レシチン、肝臓や動脈硬化への効果を期待するなら大豆レシチンを摂ることをおすすめします。

デメリットとしては食品アレルギーがあることや、卵黄の場合はコレステロールが多いことなどがあげられます。

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