レシチンを構成する成分について

このページでは、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸などレシチンの代表的な成分やビタミンB群、その他のリン脂質について解説しています。

代表的な4種類の成分

レシチンはリン脂質を主体とする混合物で、代表的な成分である

  • ホスファチジルコリン
  • ホスファチジルエタノールアミン
  • ホスファチジルイノシトール
  • ホスファチジン酸

などからなり、細胞膜、脳、神経組織、筋肉など動植物の細胞に存在する重要な栄養素です。

リン脂質は脂肪酸、リン酸、アルコール、その他の物質との化合物で、生体の細胞膜を形成したり、脂質を運搬したりする働きを持つワックス状の固体です。

ホスファチジルコリン(phosphatidylcholine、PC)

ホスファチジルコリンは、副交感神経の発する命令を、身体や脳に伝達する神経伝達物質「アセチルコリン」の原料となる物質で、リン脂質の一種です。 記憶力、判断力、集中力などの脳の活動に大きな影響を与え、アルツハイマー病、認知症などの予防効果が期待できます。

また、肝臓にとどまって肝臓の脂質を代謝させて保護したり、血管の中にとどまってコレステロールが血管に付着するのを防止したりして、血中コレステロールを減少させて動脈硬化を予防するのに役立ちます。

ホスファチジルエタノールアミン(phosphatidyleethanolamine、PE)

ホスファチジルコリンの次に多いリン脂質で、細胞膜の主要成分の1つとなっています。別名をケファリンといい、ホスファチジン酸のリン酸基とエタノールアミンが結合したものです。血小板に存在していて、血液を凝固させる因子の1つです。

ホスファチジルイノシトール(phosphatidylinositol、PI)

ビタミンBの一種で細胞内の情報を伝達するための重要な化合物です。多くのホルモンのシグナル情報を伝達したり、成長因子・神経伝達物質などと関係しています。 肝臓の脂肪代謝を正常に保ち、中性脂肪の蓄積を防ぐ効果があるので「抗脂肪肝ビタミン」ともいわれ、 脂肪肝を防ぐ効果があります。

ホスファチジン酸(phosphatidic acid、PA)

生体の細胞膜の重要な構成要素で、他の脂質との生合成での前駆体として利用されます。小胞分裂や融合を促進したり、シグナル情報を伝達するなどの機能を持っています。

ビタミンB群

健康で新しい細胞を作るために欠かせない栄養素で、不足すると肌荒れ、吹き出物、ニキビ、口内炎などの原因となります。 また神経系の機能を正常に保つ働きがあるので、うつ病やストレスに効果があります。 ビタミンB群は水溶性ビタミンなので摂取後、数時間で体外に排出されてしまいます。

その他のリン脂質

レシチンを構成しているその他のリン脂質には、「ホスファチジルセリン」や「スフィンゴミエリン」があります。

ホスファチジルセリンの分類は、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸と同じ「グリセロリン脂質」です。

スフィンゴミエリンは「スフィンゴリン脂質」です。

リン脂質は化合するアルコールの種類によって分類され、グリセロールと化合するものは「グリセロリン脂質」、スフィンゴシンと化合するものは「スフィンゴリン脂質」となります。

 

レシチンは上記の成分で主に構成されていますが、食事で摂るとなるとたくさんの量を摂る必要があります。そのため、サプリメントで摂るのがおすすめです。

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