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レシチンとは?基礎知識から学ぼう

こちらのカテゴリでは、レシチンがどのような栄養素で、摂取することでどんな効果があり、どんな役割を果たすのかなどについて解説しています。

レシチンとレチシンって同じもの?

サプリメントの成分表示を見ると「レシチン」と書かれていたり、「レチシン」と書かれていたりするものがあります。ドラッグストアなどでサプリメントを購入する時に、困ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実はレシチンとレチシンは同じものです。英語で書くとlecithinとなるので、「ci」「thin」をどう読むかだけの違いなのです。

レシチンの特性

動植物の細胞に必ず存在しているレシチンは、脂肪とたんぱく質を結びつけて血液の中をスムーズに移動しやすくするので、脂肪のエネルギーとしての利用効率を高めます。また、乳化作用によって生体の細胞膜から栄養を取り入れたり、老廃物を排泄しやすくしたりします。脂肪分解作用によって、高血圧や動脈硬化の原因となる血管へのコレステロール沈着を防ぎ、コレステロール値をコントロールしてくれます。

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レシチンを多く含む食品

大きく分けるとレシチンは大豆レシチンと卵黄レシチンの種類に分かれますが、レシチンを豊富に含む食品は卵黄・大豆以外には、白身魚卵・茹でた鶏レバー・焼いた赤身牛肉・乾燥パセリ・納豆・茹でほうれん草などがあります。1日のレシチン摂取量の目安としては、成人の場合3,000~6,000mgくらいが推奨されています。

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大豆レシチンと卵黄レシチンの違いとは

両方とも基本的にはレシチンなので働きや効果に大きな違いはないので、特性を良く理解して目的にあった方を選びましょう。 レシチンに対するホスファチジルコリン量の違いから、大豆レシチンは長く血液中に留まってコレステロールが血管壁に付かないように乳化させ、血中コレステロールを減少させるので動脈硬化予防効果が期待できます。一方、卵黄レシチンは神経伝達をスムーズにするので、アルツハイマーや認知症の予防や改善に効果があります。

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レシチンを構成する成分について

レシチンは細胞膜を形成したり、脂質を運搬したりする働きを持つリン脂質を主体とする混合物です。レシチンの成分はホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、ビタミンB群などがあります。

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ホスファチジルコリンってなに?

リン脂質の中で最も多いホスファチジルコリンは、脂肪成分が多い脳に特に多く存在し、細胞膜の約50%を占めています。油と水をなじませる乳化作用の性質があり、細胞膜から栄養を取り入れたり、老廃物を排泄したりする助けをしています。

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ホスファチジルセリンってなに?

体の全細胞から見るとホスファチジルセリンの量は3%ですが、脳神経の細胞膜ではリン脂質の10%近くを占めているので、脳細胞にとって重要な栄養素です。脳の新陳代謝によって絶えず入れ替わるので、毎日補給されないと不足して脳の老化や痴呆などの原因となります。体内では合成できない成分なので、食品やサプリメントから摂取する必要があります。

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大豆レシチンの安全性を解明

大豆レシチンを考えた時、気になるのが遺伝子組み換えではない大豆(非遺伝子組み換え大豆)を使っているかどうか。

しかし、大豆レシチンは、たとえ原料が遺伝子組み換え大豆であったとしても、遺伝子組み換えではない大豆(非遺伝子組み換え大豆)と安全面での違いはなく、安全性の高い成分と言えます。なぜなら、遺伝子組み換えで危険視されているのはDNAと、これによって生じるたんぱく質。大豆レシチンはそれらが除去・分解されているため安全と言えるのです。

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レシチンとレチノールの違い

レシチンとレチノールは名前が似ていますが全く違う成分です。レシチンはリン脂質の一種で、レチノールはビタミンA1系を指します。含まれる食品も効果も異なりますが、副作用の有無にも違いがあるので間違えないようにしてください。

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レシチンの副作用について

レシチンは自然由来の成分で、副作用の心配は特にありません。過剰摂取でも特に問題はありませんが、体質や体調によっては吐き気や下痢、腹痛などを引き起こす可能性があります。ですが、アレルギーを持っている方は要注意です。

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