神経伝達物質アセチルコリンとレシチンの関係

このページでは、アセチルコリンと脳との関係や役割、アセチルコリンの合成にはレシチンが不可欠であることなどを解説します。

アセチルコリンってどんなもの?

アセチルコリンは脳内の神経伝達物質の中で最初に発見されたもの。

アセチルコリンは体内でも生成されますが、その量はごくわずか。体内のアセチルコリンのほとんどは、食事から摂取されたコリンという物質から作られています。

仕事や勉強をしている時に「集中できる時」と「やる気の起こらない時」がありますが、これはアセチルコリンが大きく関係すると言われています。

午前中は仕事がはかどっていたのに、午後は集中力が途切れてしまった、ということはありませんか?

これは朝食を食べたことによって生成されたアセチルコリンが、午前中は活発に働き集中力が高まっていた。しかし、脳をずっと使い続けたことで、アデノシンというアセチルコリンを抑制する神経伝達物質が増えてしまい、だんだん集中力が落ちてきてしまった…ということ原因なのです。

アセチルコリンの役割

アセチルコリンの主な役割は、リラックス神経と言われる「副交感神経」と日中の活動神経である「交感神経」を切り替える際の神経伝達信号です。アセチルコリンは、運動神経や副交感神経の末端から分泌されます。

筋肉のあらゆる部分にアセチルコリンの受容体があるため、副交感神経の刺激によって脈拍の速さが変わったり、唾液が出たりします。

また、交感神経を刺激することで血管を拡張させたり、胃腸を活発に活動させたり、発汗させたりします。

アセチルコリンが減少するとアルツハイマー型認知症になるということがわかっています。これはアルツハイマー型認知症の原因となる「βアミロイド」という物質が、アセチルコリンを分泌する神経細胞を破壊してしまうからなのです。

アセチルコリンの合成に不可欠なレシチン

アセチルコリンは「アセチルCoA」と「コリン」からできていますが、コリンは「レシチン(ホスファチジルコリン)」からできています。

レシチンはもともとリン脂質の1種であるホスファチジルコリンの別名でしたが、現在はホスファチジルコリンを10~20%含むリン脂質混合物を総称してレシチンと言っています。

ホスファチジルコリンはアセチルコリンの材料であり、レシチンの材料でもあるのです。アメリカなどではレシチンというとホスファチジルコリンそのものを指します。

脳や身体に必要なレシチンですが、食事だけから必要な量を摂取するのは、なかなか難しいです。サプリメントで補えば1日の必要量を摂取しやすくなるので、上手に摂り入れて脳の活性化に役立たせましょう!

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